昨今、地震災害が起こるとマスコミは直ぐにブロック塀が倒れたことを報道します。 しかし、倒れているものは「石塀」が多く、ブロック塀でない場合が多いです。

又、ブロック塀であっても、違法に施工されたものや、正規な法を知らずに施工されたものが崩壊し、不幸な事態を起こしてしまう事例が多くあります。

本来、合法的に施工された施工されたブロック塀は(※1) とても丈夫な構造物です。

  • ブロック塀のお陰で、火災から家が守られた。
  • ブロック塀のお陰で、飛散物から身を守ることが出来た。
  • ブロック塀のお陰で、津波から家や身を守れた。 

この様な事例は、数多くあります。

事実、「国土交通省 気象庁震度階級関連解説表」によれば、

 

震度7:壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する建物がさらに多くなる。
     補強されているブロック塀も破損するものがある。

と、記載されています。

 良くとれば、震度6まで耐えることができる構造物なのだと理解できます。

震度6以上の状態ならば、危険なのはブロック塀ばかりでなく世の中全てが危険な 状態になっています。

では、なぜ崩壊するブロック塀があるのか、

それは、過去に違法な手抜き工事業者が施工していたり、悪気はないけどそもそも 法律を知らない業者が施工していたりしたためです。

それでは、どのような業者に仕事を頼んだらよいのか、
それは国家資格取得者の「ブロック建築技能士」に頼めば良いのです。

「ブロック建築技能士」は、唯一のブロック塀に関しての国家資格です。

又、地域の信頼ある建設・土木会社・エクステリア関連企業にお願いすれば良いのです。「ブロック建築技能士」は上記の建設・土木会社・エクステリア関連企業に在籍している場合が多いです。

ぜひ、ブロック塀を災害の指標にしないでください。人を守り、財産を守る物だと再認識して下さい。

                   山形県ブロック建築技能士会
  会長 高橋一博

※1 合法的に施工された施工されたブロック塀とは

「建築基準法施行令・日本建築学会 壁式構造設計基準集」に準じて施工された ブロック塀のことを言います。 

ブロック塀

お気軽にお問い合わせください。info@y-block.net

お問い合わせはこちら お気軽にお問い合わせください。